書評「カリブソの監視者(ローダン334)」

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カリブソの監視者 (文庫)
ウィリアム・フォルツ (著), H.G.エーヴェルス (著), 嶋田 洋一 (翻訳)
文庫: 271ページ
出版社: 早川書房 (2007/04)
ISBN-10: 4150116059
ISBN-13: 978-4150116057

宇宙英雄ローダン・シリーズ334巻

 日本で発売されている小説では最長を誇るSF「宇宙英雄ローダン・シリーズ」の一冊です。

翻訳  =嶋田洋一
発売  =2007年 4月
収録  = 667 & 668話
サイクル= 第11サイクル「公会議

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◆667話 「カリブソの監視者」(ウィリアム・フォルツ)

 遥かな過去。謎の存在『カリブソ』(323巻に登場)は、かつての持ち物『殲滅スーツ』を探して、『監視者』を宇宙の各地に配置していた。

 時は流れ、3459年8月。テラナーはソルを恒星転送機化するため、アルキ=トリトランス近傍の『白色矮星コボルド』を確保しようとするが?!

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 フォルツの壮大な構想による「カリブソ物語」の開幕です。この後の展開を知っていると実に感慨深い物が有ります。


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◇668話 「太陽ベビー作戦」(H・G・エーヴェルス)

 アトラン率いる艦隊は、コボルドを太陽系に転送する『太陽ベビー作戦』を遂に開始するが?!

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 設定上おかしなところが有って気になって仕方が無い話。まあ、大きな流れの為に、細かいところには目をつぶるべきなのでしょうが・・・

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