ゴミ:アニメ「CAROL」(1990)

■NHK BS2 冬休みアニメ特選
http://www3.nhk.or.jp/anime/07winter/index.html

1991年のロンドン。チェロ奏者を父に持つキャロルは、どこにでもいるごく普通の女の子。だが、最近彼女のまわりに変な事件が続いている。大好きなバンド、ガボール・スクリーンの人気が急落、チェロ奏者・父ライマンは音を出せず、ロンドンの象徴・ビッグベンにいたっては、その音が消失してしまった。何かが起こっている―。誰かが音を盗んでいるのだ。彼女がその事実に気づいた時、空気が震え、白熱した光の中にキャロルは覆われていった…。そしてたどり着いたのは「ラ・パス・ル・パス」という異次元空間。果たしてそこで彼女を待ち受けるのは?

 これ、確かTMネットワークのマルチメディア展開というかそー言う奴の一環のはずで、要するにプロモーションビデオですから、内容がどうこう言うのは無駄の一言なのですが、ただ1つ言いたいのは「何故こんな時事ネタみたいなアニメを17年もたった今放送するの?」です。「青の六号」とか「天地無用」とかちょっと地味っぽい作品をピックアップするのが年末年始の傾向かと思っていましたが、この選択だけは全く理解不能です。