記事:「マリオ時代」の黄昏

●「マリオ時代」の黄昏
「いいソフトさえあれば勝てる」という常識が変わりはじめた
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20071225/143944/


マリオシリーズの最新作「スーパーマリオギャラクシー」。素晴らしいゲームです。

>しかし、この「マリオ」や「ゼルダ」が、大衆に愛されるヒット作かどうか?
>という観点から見るならば、残念ながら失敗作といっていい。

>いいソフトを作って提供するだけでは、ユーザーが満足しなく
>なりはじめたことがわかります

 きっちり分析しきって批判しているわけではないのですが、なんか結論ありきのコラムの様な記事のような気がする。「序盤に時間がかかりすぎて、面白さがなかなか解らない」という時点で、それは「素晴らしいゲームとは言えない」のではないのか。素晴らしいゲームでなければ大衆に受け入れられない。当たり前のことです。実際この人も「ゲーム通向け」と書いている。

 ゲーム通にしか受け入れられないゲームである
→だから大衆には愛されない、ヒットしない

 ごく当たり前です。

 この人がそういうゲームを「いや大衆には愛されないけど良いゲームなんだよ、そういうことにしてよ、でないと俺のコラムが成立しないんだよ」と強弁しているように思えます。

 週刊プロレス的手法かな。

 「マリオの名前が付いたら何でもヒットする時代は終りました」程度のコラムならなんとも思わなかったのに。