ドラマ「夕陽ヶ丘の探偵団」#2

■NHK
http://www.nhk.or.jp/drama/index.html

#2 時を失くした時計

■粗筋(公式サイトから)

 昔の調査記録から真夜中の行進を操った男は、“サブマリン博士”(寺田農)という謎の男であることが判明。そんなある朝、学校に遅刻する子どもたちが続出する事件が起こる。木村先生(田中美里)たちにも原因がわからない。しかし遅刻の常習犯で探偵団の一員の直哉(山田清貴)だけは時間通りに学校に来ていた。どうやら町中の時計が止まってしまったらしいが、直哉が亡き祖父からもらった時計だけは正確に時を刻んでいたのだ。事件の背後に浮かび上がるサブマリン博士の影。町の時計を直すため探偵団が立ち上がる!

■感想

 最初から子供向けと解ってみると結構面白いです。私がジュブナイルに求める「ああ、私もこの子供たちの歳に、この様な冒険にめぐり合えていたなら」という狂おしい渇望感は無いし、かと言って伝説の「なぞの転校生」みたいなバリバリのドラマでも無いのですが、その割に「今日という日はもう戻らない」とか「時間の価値」とか、中年がドキッとするような台詞が満載で、その辺りがちょっと”らしい”という気もします。