感想:映画「シークレットウインドウ」(2004年)


 2月に地上波放送した映画。


■粗筋

 ジョニー・デップ演じる主人公は作家だが、妻との離婚のゴタゴタでスランプに陥っていた。さらに突然現れた男に「自分の書いた小説を盗作した」と言いがかりをつけられて・・・


■感想

 タイトルの「シークレットウインドウ」は映画の内容とは99%関係が有りません。深読みして損した・・・

 スティーブン・キング原作のホラーですが、意外とマイルドでそれほど陰惨でも恐ろしくも有りません(「ミザリー」なんか足を叩き折るシーンを見てうなされそうになったもんなぁ)。まあ、息苦しい、という程度ですね。

 結末はなんかもう本放映前の「名場面集(?)」を見た段階で解っていたような気がします。「ああ、やっぱりこんなオチ」というところですね。あと、作家が怪奇現象に追い詰められたり、壁に書かれた文字が別の読み方ができるあたり「シャイニング」をフッと思い出しました。

 まあ、映画としてはちょっと尺が長すぎたかなぁ、という気もします。「トワイライトゾーン」の1エピソードならぴったりだったかも。

 でも、それなりには面白かったです。