コミック「フリージング」第2巻の感想です。
フリージング (2) (ヴァルキリーコミックス) (ヴァルキリーコミックス) (単行本)
林 達永 (著), 金 光鉉 (著)
単行本
出版社: キルタイムコミュニケーション (2008/4/30)
ISBN-10: 4860325702
ISBN-13: 978-4860325701
発売日: 2008/4/30
■コピー
『人類の敵「異次元体」との戦いで姉を失った少年・カズヤは、異次元体対応作戦学校「ゼネティックス」へと編入する。そこで亡き姉と似た面影を持つ「接触禁止の女王」サテライザーと出会う。だが、そんな二人の前に、上級生イングリットが現れ、新たなる戦いが幕を開けるのだった。苛烈極まる学園SFアクションの第二巻が満を持して登場!!』
■感想
《戦うヒロインオンリーマガジン》の「コミックヴァルキリー」の看板連載の第2巻。「超人的な力を持つ美少女同士のSF格闘物」という割と普遍的なテーマながら、絵・アクション・ストーリー・お色気、の各方面で満遍なく高得点をたたき出している好作品です。
本巻は、学園の秩序を無視するサテライザーと、彼女を制裁しようとする3年生「イングリッド・バーンシュタイン」との戦いがメインで、戦いの合い間に秩序にかたくなに拘るイングリッドの過去が語られます。
面白いことは面白いのですが、ゼネティックスの面々は本来の敵と戦わずに内輪で抗争ばかりしているような気がしますが・・・、これ、敵との戦いまでたどり着くには10冊くらい必要じゃないかしらん。