紹介:小説:ネタバレあらすじ:宇宙英雄ローダン・シリーズ348巻「不可侵領域」


 「宇宙英雄ローダン・シリーズ」348巻「不可侵領域」のあらすじ紹介(完全ネタバレ版)です。読んでも支障の無い方だけどうぞ。

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◆695話 不可侵領域(エルンスト・ヴルチェク)(訳者:嶋田洋一)

 3460年7月。銀河系の惑星エルトルスではラール人抵抗派と恭順派が激しく対立していた。抵抗派の3人は「権力のモニュメント」と呼ばれるピラミッドに潜入し、公会議第三の種族である精神生命体『マスティベック人』と出会った。マスティベック人はピラミッドからSVE艦に”充電”する過程で周囲の生命体の感情を感じ取ることを生きがいとしているだけで、公会議の政策に全く関与していなかった。三人はピラミッドから脱出し、マスティベック人に借りた力で敵対組織を壊滅させた。

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◇696話 平和の使節(ウィリアム・フォルツ)(訳者:嶋田洋一)

 公会議第四の種族『グライコ人』は平和的な種族であり、「公会議が統治する銀河は楽園だ」と信じ込まされていた。やがてグライコ人の一人が精神の病の治癒のため「楽園」のはずの銀河系にやって来た。ホトレノル=タアク達は慌てて医療惑星タフンで芝居を打ち平和を装うが、そこにやって来たUSOスペシャリストがグライコ人を誘拐した。