感想:アニメ「マクロスF(フロンティア)」第17話


 アニメ「マクロスF(フロンティア)」の感想です。

■公式サイト
http://www.macrossf.com/

 CS放送・アニマックスでの視聴です。

第17話 グッバイ・シスター


■あらすじ

 オズマは政府がバジュラ対策にランカを担ぎ出したことに不信の念を抱き、バジュラの死体を研究している施設に忍び込もうとするがブレラに阻止される。一方ルカはレオンから、バジュラの死体から採取される鉱物がフォールド航法に革命をもたらすことを知らされる。バジュラ迎撃に飛び立ったSMSは、バジュラが戦いのたびに進化し、今や反応弾さえ通用しない事に衝撃を受ける。なんとか戦いを終え、オズマはランカのファーストライブに駆けつけた。一方シェリルはグレイスと対決する。


■感想

 「12話 ファステスト・デリバリー(別名:超銀河シンデレラ、シェリルのライブ乗っ取り事件)」に続く、初代マクロス視聴者を大爆笑させるエピソードの誕生となりました。

 最初からオズマがしつこくしつこくランカのことを回想し、元恋人のキャサリンに優しくなり、戦闘中に負傷し、整備員がコクピットを覗き込んで絶句し、椅子に座ったまま大量出血・・・、ここまでしてくれるのですから、「ああ、ロイ・フォッカーをなぞってここで戦死かぁ」とうなずいていたら、『実は生きてましたぁ〜』ですよ・・・、アホですか(ト書き:苦笑い)。

 まあ、こういう初代マクロス世代を手のひらで転がすようなやり方も、それなりに面白いので許します。元ネタの初代マクロスよりパロディ(?)の方がよほど質が高いですからな。

 ところで、ああ、来週の展開は『”銀河の歌姫”ついに競争から脱落して、ドサ回りに転落?』というところでしょうか。


 それで何が「グッバイ・シスター」なんですか? 視聴者に対するミスディレクション