感想:アニメ「機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)セカンドシーズン」第19話


 アニメ「機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)セカンドシーズン」の感想です。

■公式サイト
http://www.gundam00.net/

第19話 イノベイターの影


■あらすじ

 マリナたちは連邦軍の追跡を逃れ逃走した。刹那と沙慈は戦場でルイスに再会し、戦いを止めるように説得するが拒否され、沙慈はついに自分に意思で戦いに参加する事を決意する。ティエリアイノベイターリヴァイヴ・リバイバルを捕虜にした。アニューは突然イノベイターとしての正体を明かしトレミーを乗っ取った。トレミーへ向かう王留美たちは突然裏切ったネーナに殺される。


■感想

 マリナ姫は撃たれてもいませんでした。思わせぶりな演出にガッカリだ。

 意外にあっさり沙慈を許すルイス。前は「沙慈めぇぇ」とか怒っていましたが、いつの間に沙慈の言い分(=ソレスタルビーイングに強引に参加させられているだけ)を納得したのでしょうか。それとダブルオーのトランザムの共振現象が起きたり起きなかったり、法則性が良く見えないんですけど。

 突然裏切って復讐を果たすネーナ。しかしネーナと王留美の主従関係の成立の場面が無かったし、両者が一緒に居る場面も殆ど無かったので「ネーナが肉親の復讐のためあえて王留美に従っている」という関係は意識し辛かったですよね。よって今回の復讐劇も「何故今ごろなのさ?」という唐突感が否めず、でした。そしてまた新しいガンダム出現?(スローネ3号機じゃないよね、あれ)。王留美のセカンドシーズンの役目ってなんだったのさ、と思わずにいられない退場劇でした。

 主役ガンダムは実はダブルオーではなくセラヴィーでは? ギミックが一番遊び心をくすぐります。しかし二人羽織にした論理的な意味を知りたいものです。

 ミスター・ブシドーは・・・、また最終回のBパートまでまともに登場しないんでしょう、きっと。