感想:アニメ「機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)セカンドシーズン」第21話


 アニメ「機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)セカンドシーズン」の感想です。

■公式サイト
http://www.gundam00.net/

第21話 革新の扉


■あらすじ

 刹那はツインドライヴの影響でイノベイター化しつつあった。刹那と沙慈はラグランジュ5から送られた謎の通信の調査のため出発し、現地で王留美からヴェーダの座標データを受け取る。刹那は現われたミスター・ブシドーことグラハムに決闘を挑まれ、それを受けて立った。王留美・紅龍はネーナに殺害されるが、ネーナもルイスに殺されてしまう。


■感想

 ・・・、うーん。強引にまとめに持ち込もうとしていますね。しかし王留美ってこの時期に惨めに死ぬためだけに居たような感じだし、ネーナも以下同文だし、なんかまずいドラマ運びだよなぁ、としか感じないです。そもそもリボンズの部下ってネーナも王留美もリジェネも裏切っているわけで、もう統制が全く取れていません。で、裏切り者同士で殺し合い。何なんだこの展開は。

 ミスター・ブシドーことグラハムも、何故ここで一騎打ちなのか、というところです。過去20回も出番をサボっておいて、「じゃあ潔く最終回Bパートまで出てこないのか」と思わせて、半端にここで<宿命の対決>だとかうそぶかれても、見ているほうが納得できないなぁ。

 そして・・・、出た! 「実はイオリアの目的はツインドライヴの力で人類を革新させることだったのだぁ!」・・・、最悪。この方向には行って欲しくなかったのに。この手の人類の種としての進化云々ネタはどうも好みではないです。


★蛇足

 イノベイター仲間ばかりか紫ハロまで乗っ取るリボンズの芸幅の広さにはちょっと笑った。

 王留美ヴェーダが移送されないうちに・・・」、ヴェーダってそんな小さな物なの? 月の地下にある巨大頭脳だと思っていたのに・・・

 暗闇で目が光る刹那。革新というより宇宙人に乗っ取られた被害者役です。そしてツインドライヴの影響で進化しましたって、それ、放〇線漏れを上手い事言っているだけでは〜?

 マリナ姫の歌が世界で大ヒット! 突然何も出来ないお嬢様から聖人にステージを上げてしまったマリナにもちょっと笑った。