感想:アニメ(OVA)「異世界の聖機師物語」第4話「ペンダント」


 アニメ(OVA)「異世界の聖機師物語」の感想です。

■公式サイト
http://www.seikishi.com/

 CS放送・アニマックスPPVプレミアでの視聴です(DVD発売前の先行放送です)。

第4話 ペンダン


■あらすじ

 ラシャラは、偶然から、剣士の姉が「個人で宇宙船を所有している」事を聞き出す。ラシャラは、剣士の世界の技術水準では個人が宇宙船を持つなど有り得ないと知っており、そこから、『剣士は普通の人間ではなく、何か召喚以外の特別な方法でこの世界に来たのではないか』と推測する。また、キャイアは詰問中に誤って剣士のペンダントの鎖を切ってしまい、お詫びに修理することになってしまう。

 夜、ダグマイア・メストの一派がワウ(=ワウアンリー・シュメ)の工房から技術資料を盗み出す。偶然通りかかった剣士は犯人たちを追跡するが見失ってしまう。

 やがて学院の教師側からの申し出で、剣士は生徒として学ぶ事になった。メザイアは剣術の授業で、剣士の剣の実力が自分以上だと気がつき驚愕する。マリアはユキネからそのことを聞き、剣士が実は聖機師だと察し、自分のものにしようと考える。また生徒会長のリチアもまた何かを企んでいた。

 キャイアは苦労してペンダントの鎖を代わりの赤い紐で修理するが、赤い紐が恋人の仲を結ぶ意味があると知って赤面する。


■感想

 今回はややシリアスムード。序盤こそ主要キャラ全員でお風呂に入っているところに剣士が引っ張り込まれる、というハーレム展開でしたが、その後は堅いお話でした。

 それにしても剣士はスーパー主人公過ぎます。高さ10メートルくらいのところから平気で飛び降り、虫みたいに壁をよじのぼり、地面に耳を当てて犯人の逃走方向を察知し、剣術(祖父仕込み)はマスタークラス、性格温厚、家事万能、女の子には惚れられ放題、etcetc。出来すぎだっつーに。

 さて「剣士の姉が所有しているクリスタル製宇宙船」とは、やっぱ魎皇鬼の宇宙船モードですかね(魎皇鬼は小動物モードしか憶えてないもんで適当に書いてますが・・・)。そして「姉」というのは誰なのか微妙です。普通に考えると魎呼だと思いますが、シルエットは鷲羽でしたからねぇ。この辺りの展開を見るに、スタッフは本腰を入れて「天地無用」の世界と結びつけようとしているのではないかと思えてきました・・・、どうなることやら。普通に「異世界ファンタジーハーレムアニメ」で良いんですけどね。