感想:ドラマ「刑事コロンボ」殺意の斬れ味

■NHK海外ドラマホームページ・刑事コロンボ
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/columbo/

 NHK−BSハイビジョンでの視聴です。

「殺意の斬れ味」  A TRACE OF MURDER


■あらすじ

 実業家の妻「キャサリン・カルバート」は、愛人の「パトリック・キンズレー」と楽しく浮気をしていたが、夫「クリフォード」と離婚すると無一文になってしまうので、夫を犯罪者に仕立てて財産だけ頂く事にした。パトリックは、クリフォードと仕事関係でもめている男「ハワード」を射殺し、キャサリンと共同でクリフォードを陥れる工作を行う。さらに、パトリックは、ロサンゼルス警察の鑑識員のリーダーという地位を利用し、コロンボをサポートするふりをして、クリフォード有罪をコロンボにアピールするが・・・


■感想

 まず、結末が犯罪捜査というより、コロンボの話術で片をつけたというかそういうのがなんかイヤ。また、犯人がさほど知的ではなく、コロンボの見事な推理!という感覚が殆ど感じられないのも物足りない。さらにいうなら、コロンボが関係者の家から葉巻の吸い指しをくすねてくるのは違法な捜査じゃないんですかね?