感想:ドラマ「刑事コロンボ」『パイルD−3の壁』(1971-72年)


 ドラマ「刑事コロンボ」の感想です。

■NHK海外ドラマホームページ・刑事コロンボ
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/columbo/

 NHK−BSハイビジョンでの視聴です。

「パイルD−3の壁」  BLUEPRINT FOR MURDER


■あらすじ

 建築家エリオット・マーカムは、実業家ウィリアムソンの妻ジェニファーに取り入り、自分の計画する未来都市の建築のために多額の出資を引き出していた。しかし、それを知ったウィリアムソンは激怒し、マーカムへの援助を打ち切ると宣言する。やがて、警察にウィリアムソンの別れた妻ゴールディから連絡が入り、元夫は殺されている筈なので捜査してほしいと依頼してくる。コロンボは一応失踪事件として捜査する事にしたが・・・


■感想

 放映時間は1時間16分。殺人のシーンが無い・死体も出て来ない、という異色作。コロンボが騙されたふりをして実は犯人の上を行っていたという結末が痛快です。

 ああ、新コロンボの「だまされたコロンボ」の原型はここにあったんですね・・・、出来はこっちのほうが100倍上ですが・・・