感想:ゲーム雑誌「ゲームジャーナル No.33」『アウステルリッツの太陽』

ゲームジャーナル33号 アウステルリッツの太陽

発売日:2009年12月1日

ゲームジャーナル公式サイト
http://www.gamejournal.net/


・付録「アウステルリッツの太陽(The Sun of Austerlitz)」(アドテクノス)

 そういえば今アドテクノスの版権って誰が持っているんだろう?


・特集「アウステルリッツの太陽」

 アウステルリッツの戦いヒストリカルノート、ゲームのプレイの指針、等。リプレイ漫画に登場するロシア皇帝アレクサンドル1世が、どこかの国の首相そのままで、「友愛に満ちたヨーロッパを」とか夢想したり、部下に「友愛するぞ!」と脅したり、と、時事ネタ一杯。数年後には理解できなくなる気がします・・・


・そこまで言ってインカ帝国

 今回のテーマは「NAWシステム徹底討論!」。「NAWシステムってぶっちゃけナポレオン戦争の表現に全然適してないんじゃないの?」というテーマに関して識者が討論しています。


・[連載]シミュレーションゲーム批判序説もどき/柿崎唯

 第10回。信長軍団の兵は本当に弱かったのか、それとも実は強かったのか、結局どっちなんだよ?というテーマで色々。専門兵システムにより年中戦えるようになった事で戦略的には強かった、成果主義で昇進の道を開く事で戦術(士気)面でもそこそこにはなった、という結論です。という堅い話をコミカルに読ませてくれるから好きなの。


★次号予告

 次号34号はまた2in1で「姉川の戦い」と「西南戦争」のカップリング。この手の全く関連しないテーマの詰め合わせは雑誌の中身が薄くなるので止めて欲しい・・・