感想:ドラマ「刑事コロンボ」『意識の下の映像』(1973-74年)


 ドラマ「刑事コロンボ」の感想です。

■NHK海外ドラマホームページ・刑事コロンボ
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/columbo/

 NHK−BSハイビジョンでの視聴です。

「意識の下の映像」  DOUBLE EXPOSURE


■あらすじ

 心理学者バート・ケプル(ロバート・カルプ)は、宣伝分野の専門家として企業家ノリスの会社と契約していたが、その一方で自分の愛人にノリスを誘惑させ、現場写真を撮ってノリスを強請っていた。ところがノリスは強請られた事実を訴えると言い出したため、ケプルは口封じのためノリスを自分の研究所に呼び出して射殺する。コロンボは様々な事実をつなぎあわせ、ケプルが犯人と睨むが・・・


■感想

 放映時間は1時間14分。ロバート・カルプは「指輪の爪あと」「アリバイのダイヤル」に続く三回目の犯人役です。よほどスタッフに好かれているみたいですね。

 この作品は最初未見かと思っていましたが、しょっぱいキャビア、映写技師の小銭ネタ、等で「ああ、有った有った」と記憶が蘇ってきました。それにしても、コロンボの最後の引っ掛け捜査は強引にも程があるといえましょうか。

 あとノリスが使った凶器、ホントにあんな物有るんですかね。たしか見るたびに「そんなんありかよ!?」と突っ込んでます。さっさと始末しておけば引っ掛け捜査の罠に落ちずに済んだものを・・・