雑談:「格闘技通信」って休刊するの?

格闘技通信
http://www.sportsclick.jp/magazine/combat/new/index.html

ゴング格闘技
http://www.eastpress.co.jp/gonkaku/

 格闘技の関係の二大メジャー誌(というか二誌しかないと言うべきですね)「ゴング格闘技」「格闘技通信」ですが、その片方の「ゴング格闘技」では巻頭座談会で「『格闘技通信』休刊から、専門誌のあり方を考える。」とぶち上げています。その中で「あんな作りじゃ売れないよ」とか「これからゴン格一誌だけになったらどうなるんだ」等(余計なお世話にも関わらず)他誌のことを色々書きまくっているわけですが、では当の「格闘技通信」ではさぞ大騒ぎだろうと思ったら・・・

 休刊のきの字もありません(ト書き:爆笑)

 いやー、普段と変わらない紙面つくりに加え、「次号2/23発売」と高らかに宣言しています・・・、ホントに休刊するのか?

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 それはそれとして、何故格闘技雑誌が売れなくなったか? それはネット時代に進むべき方向を間違えたからだと思いますね。試合結果もインタビューもイベント当夜か翌日にはネットで確認できるわけですよ。であれば、雑誌はそれ以外の技術論とか企画物とか、雑誌でしか読めないような内容にシフトすべきだったはず。でもやったのは「選手のインタビューをうんざりするくらい載せる」でした。それじゃあ、読む気無くなりますよねぇ(選手関係者以外は)。ナニが悲しくてヤンキーみたいな連中のインタビューを一回に20人分くらい読まなきゃならんのだ、と。

 座談会では「ネット時代の若い奴らはただ消費するだけで深く突っ込まないから」云々とグチっていましたが、そういう人間を呼び込む魅力有る誌面を作れなかったから滅びていくんですよ。