雑談:記事:鈴木銀一郎大佐、SSシリーズの反省を語る

4Gamer.net ― 「空母決戦」のSi-phon谷村氏,エレメンツ石川氏に鈴木銀一郎氏を交えて徳岡正肇が聞く空母ゲームのあれこれ(空母決戦Ver2.0〜日本機動部隊の戦い〜)
http://www.4gamer.net/games/081/G008143/20100103001/

 今年の1/4の記事なので超古いのですが、気がついたのが今日なので・・・

 昨年発売された空母戦SLG「空母決戦」について、製作スタッフと鈴木銀一郎氏が対談しています。ゲームのターゲットが40代だそうですが、対談内容も40代以降向けで「『日本機動部隊』に影響された」とか「砂漠の狐」がどうとか色々語っています。30代より若い子が見ても、10%も理解できない事請け合い(読みもしないでしょうが)。

 この記事はこれで面白いのですが、途中で鈴木大佐が、SSシリーズについて触れていました。それがこれ。

鈴木氏:
 SSシリーズは,最初に私が「ロンメルアフリカ軍団」を作って,「川中島」も私のディレクションで作った形になります。どちらも短時間で決着がついて,1500円で買えて,それでいて新しいゲームシステムを提案しています。
 それを見て,みんなが「デザインさせてくれ」といってきたんですが,最初に新しいシステムのゲームを出しちゃったせいか,みんな「何か新しいことをしなきゃ」になっちゃったっていう問題が起こりましてね。「短時間で終わって,簡単で」っていうところから,だんだんズレてしまったんです。あれは失敗だったなあ

 ホントにそう! 初心者向けというのは初期作品だけで、途中から「限られたコンポーネントの中でいかに新しい事をやるか」というデザイン合戦になっちゃって・・・、鈴木大佐と意見がいっしょだったというのがなんとなく嬉しい。