アニメ「おまもりひまり」の感想です。
BSデジタル放送・BS日テレでの視聴です。
第12話(最終回) 猫と優人と乙女の純情
■あらすじ
ひまりはかつて人を殺戮していた頃に姿に戻り、真の姿を現した玉藻前すら倒してしまう。しかしひまりはもう正気を失ったまま元に戻れず、くえすや凛子たちにも見境無く襲いかかった。酒呑童子は自分の復活はかなわなかったものの、ひまりが代わりに人間を滅ぼしてくれると高笑いする。優人は鬼斬り役の使命としてひまりを斬ろうとするがどうしても実行できず、襲ってきたひまりを抱きとめた。その瞬間、優人は光渡しの力に目覚め、ひまりを正気に戻す。酒呑童子は全ての目論見が潰えたことに激怒し鬼の姿となるが、ひまりは優人の光渡しの援護を得て酒呑童子を倒した。
戦いの後、ひまりは優人が鬼斬り役の力に目覚めた以上、護り刀の役目は終ったとして去ろうとする。ところが、優人の目覚めは一時的なものだったと判明し、結局引き続き天河家に居座る事になった。かくして優人は、凛子やらくえすやら妖たち(含む玉藻前)やらに囲まれて、ハーレム状態を続けるのであった(終り)。
■感想
ハイ、終了。「原作を1クールに流し込むため適当に再構成したらこうなりました」という言葉で済んでしまうアニメでした。
まあ、元々原作がすんごい面白いというわけではないのですが(絵の可愛さとお色気シーンのみで人気が有るといっても過言では有るまい、と言い切り)、それにしてももうちょっと上手くアニメ化出来なかったのか、と思ってしまう出来栄えでした。特に絵がサッパリ似てないのが一番痛かった。そのハンデを補うため(?)、お色気シーンは奮闘していましたけどねぇ。でもそれだけじゃねぇ。作者はこのアニメを見て何を思ったでしょうか。
という事で、くさすほどではありませんでしたが、「3ヶ月も経ったらすっきりさっぱり忘れていそうなアニメ」でありました。