アニメ「エレメントハンター」の感想です。
■「エレメントハンター」公式サイト
http://elementhunters.com/
NHK教育での視聴です。
第39話(最終回) 『Mission 39 未来へのクオリア』
■あらすじ
地球では大規模元素消失の発生により天変地異が頻発し、人類の破滅は目前に迫っていた。ゼロ副大統領は僅かな人間だけでもコロニーに脱出させようと試みる。同じ頃、11次元ではレンたちが5歳のエイミーの記憶をかいま見ていた。エイミーは津波で両親を一度に失ってしまい、両親を奪った地球を憎んでいたのだった。カー博士はレンたちのイメージの力で実体化し、幼い頃の自分自身を抱きしめる。エイミーはカー博士を母親と認識し、憎む事を止め、カー博士と共に消えていった。レンたちがこの宇宙に戻ると同時に各地のポータルは消滅し、その代わりに消えていた元素が実体化した。
元素消失は終り、地球は復興を開始、元エレメントハンターたちは地球やコロニーでそれぞれの道を歩んでいた。ある日、カー博士の施設の有った廃ビルが取り壊される事になり、元ハンターたちが集まった。取り壊しを指示したのはトムだったが、トムはビルの跡地にドームを作り、地球復興の拠点にするのだと教える。それはカー博士がゼロ副大統領に残した言葉、「地球の未来を決めるのは子どもたち」から始まっていた。レンたちはカー博士に感謝の言葉を叫ぶのだった(完結)。
■感想
いやー、楽しかったなぁ。「韓国との共同プロジェクト」という時点でもうめっさしょっぱいアニメ確定だと思っていたのに、意外や意外、SF者がついオオッと思ってしまう設定、政府の陰謀とか言い出す意表をついたストーリー、結構感動的な結末、等、この出来の良さと来たら。いやー、今の子供はこんなのが見れて幸せです。ラストのユノの姿についてだけは全く理解不可能ですが、それを除けばもう満腹で言う事無しの好作品でした。
★おまけ
■公式サイトの設定資料集「エレメントハンターの世界」
(http://elementhunters.com/world/about/index.html)
これはじっくり読むのが良です。番組では語られなかった裏設定がてんこもりで、目を見張ること請け合い。