雑談:少女漫画誌「ARIA(アリア)」(講談社)創刊

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 7月28日に講談社から新しい少女漫画誌が創刊しました。フレンド増刊とかそういう扱いではないらしく、まっさらの新規創刊のようで、描き手も、槙ようこ由貴香織里、もち、ミキマキ厘のミキ、など、講談社とは全く別の系統の人たちばかり。フレンド系とは別の流れの雑誌を立ち上げる、という意気込みを感じます。まあ、フレンド系ってはっきり言って「地味で地味で仕方ない」という悪いイメージが染み付いてますからねぇ(個人的な印象ですが)。

 さらに、力の入り具合を示すように、いきなり月刊です。隔月とか季刊から始めて様子を見るのかと思ったら、最初から月刊。講談社の自信の表れか、無謀か。

 ささっと読む限り、そこそこは面白い感じもしましたが、「イジメ」ネタが好きで好きで仕方ない講談社少女漫画雑誌の呪いを振りほどけなかったのか、巻頭「ピカ☆イチ」(槙ようこ×持田あき)はいきなり陰湿ないじめネタですよ・・・、参ったね。

 とりあえず、(多分)初めて白泉社以外の雑誌に描く由貴香織里氏の「異域之鬼」が読みどころでしょうか。相変わらずの由貴節炸裂でしたから、安心して楽しめそうです。