記事:アメリカでテレビといえばケーブルテレビな理由

インターネットテレビとケーブルテレビの死, いよいよ近し
http://jp.techcrunch.com/archives/20101024internet-tv-and-the-death-of-cable-tv-really/

 TechCrunchの記事。アメリカではインターネット配信で見るテレビがケーブルテレビをだんだん滅ぼしていくだろうという趣旨の記事。

 ところで、この手のテレビ番組の衰退の記事には、必ず「アメリカでは日本と違ってケーブルテレビがメイン」という枕言葉がつきますが、「何故ケーブルテレビがメインなの?」というところは個人的に不思議で仕方なかったわけですが、その辺りの歴史をみっちり書いて有りました。こりゃありがたい。

>ケーブルテレビが初めて登場した1940年代

>山岳地帯や都市や、放送局の送信装置から遠い地域では、良質な信号を得られなかった。巨大な共聴アンテナを建てて、信号を同軸ケーブルで再送信することにより、難視聴問題は解決した。

>各地でCATVを提供していた企業たちはやがて、さらに遠方の信号も拾い上げるようになり、彼ら独自の、消費者が選択できる番組表を作って提供するようになった。放送局の電波をふつうに受信できる家庭が、ケーブルテレビと契約するようになったのは、そのためだ。

>そして、ケーブルテレビ独自の”チャンネル”〔ものすごく多い〕が作られていった。