感想:アニメ(新番組)「それでも町は廻っている」第1話「至福の店ビフォーアフター」


 アニメ「それでも町は廻っている」の感想です

■TBSアニメーション・それでも町は廻っている 公式ホームページ
http://www.tbs.co.jp/anime/soremachi/

 BSデジタル放送BS-TBSでの視聴です。


■概要

 同名漫画(原作:石黒正数/月刊「ヤングキングアワーズ」連載)のアニメ化。お気楽コメディ。


■キャスト
嵐山歩鳥 : 小見川千明
辰野俊子 : 悠木碧
磯端ウキ : 櫻井孝宏
真田広章 : 入野自由
紺 双葉 : 矢澤りえか
針原春江 : 白石涼子
森秋夏彦 : 杉田智和
亀井堂 静 : 雪野五月
嵐山 猛 : 田村睦心
嵐山雪子 : 仙台エリ
嵐山雪美
&ジョセフィーヌ : 松来未祐
真田勇司 : 黒田崇矢
菊池貴則 : 金光宣明
荒井和豊 : 桜井敏治
磯端善治 : 中博史
松田旬作 : 千葉繁

第1話 『一番店 至福の店ビフォーアフター


■あらすじ

・Aパート

 辰野俊子(声:悠木碧)はクラスメートの嵐山歩鳥(声:小見川千明)がメイド喫茶バイトをしていると聞き、店を覗いてみることにした。ところがバイト先の喫茶「シーサイド」は、店長とバイトがメイド服を着ているだけのただの喫茶店だった。憤る俊子は、歩鳥に真のメイドとしての心得を叩き込むことを決意し・・・


・Bパート

 今日から俊子もシーサイドでアルバイトを始めることになった。ところが歩鳥と二人でバイトをすることが、担任の森秋(声:杉田智和)に何故かバレていて・・・


■感想

 ヤングキングアワーズの脱力コメディがついにアニメ化。少年画報社の漫画のアニメ化って「超人ロック」以来?(他に有りそうな気もしますが・・・)

 絵の似せ方は問題なし。ストーリーの方も、原作のアホっぽいツッコミどころ満載の雰囲気を上手く写し取っていて、原作同様ヘラヘラ笑わせてもらいました。

 し、しかし、歩鳥の声が・・・、ちがーう、歩鳥の声は(私の頭の中のイメージは)こんなんじゃなーい。じゃあどんな感じが良いんだ、と聞かれるとちょっと思いつかないのですが、とにかくパッと聞いて「え゛ー?」でした。タッツン(俊子)とか店長とかは「まあ、こんなものでしょ」と軽く流せたのですが・・・、まあ、おいおい慣れていくかもしれません。

 逆に「おお」と思ったのがモリアッキー(森秋)の声の杉田智和。この人って有名な割に担当した役がパッとでてこないのですが(ハルヒキョン銀魂の銀さんとマクロスFの悪党くらい)、とにかくハンサム系担当だと思うのですが、堅物系キャラ・モリアッキーにこの人をあてさせるのというのは意表をつかれました。しかし、やらせてみるとあの硬い感じの声がピッタリ。この手があったかー、と微妙に楽しくなりました。

 ということで、とりあえず絵と話は合格。声もどうせ慣れてきてその内気にもならなくなると思うので、これは楽しみなアニメが増えましたな。

★ついで

 Aパートで歩鳥が派手にスッ転ぶシーンで、スカート周りにまさかの透過光によるモザイク的処理が・・・、ギャグアニメに隠し処理ってTBSはどんだけ厳しいんだ・・・