感想:アニメ(OVA)「新ゲッターロボ」(2004年)第13話(最終回)「竜馬がいく」

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 アニメ(OVA)「新ゲッターロボ」(2004年)(全13話)の感想です。

新ゲッターロボ
http://www.bandaivisual.co.jp/new_getter/

第13話(最終回) 竜馬がいく

あらすじ

 ゲッターロボは地下から吹き出るゲッターエネルギーでパワーアップし、神々を圧倒する力を手に入れた。神々は火口に突入し、後を追ったゲッターロボと共に「宇宙」に飛び出す。この宇宙にはゲッターエネルギーが充満し、無数のゲッターロボの残骸が散らばっていた。神々はゲッターロボが進化の果てに破壊をもたらすのだと言い、鬼たちもまた未来でゲッターに滅ぼされた種族の末裔だと明かす。ゲッターロボは死闘の末に神々を倒すが、その直後、想像を絶するサイズの巨大なゲッターロボが現われた。竜馬はゲッターロボを分離し、イーグル号のみで単身巨大ゲッターロボに突っ込んでいった。

 2年後。かつての早乙女研究所の跡地に、隼人・弁慶・ミチルの三人が集まっていた。あの戦いの後、二度と敵は現われなかった。ゲッターエネルギーとは何だったのか、また竜馬は生きているのか、全ては不明のままだった。

 そして、竜馬は今もあの宇宙でゲッターロボで戦いつづけている。

感想

 BS11の放送の録画をミスしてしまったので、怒り狂って思わずDVDを購入してしまいました。6年前の作品なので安く購入出来て良かったです(これが超新作で中古市場が無く、13話のためだけに6,000円払う羽目になったら辛すぎた)。

 いやー、素晴らしすぎるッ! 石川賢先生の漫画版のゲッターが好きな人間にはもうたまらんアニメでした。ゲッターエネルギーでおかしくなる早乙女博士とか、遠い未来にゲッターロボが凶悪な存在になっているとか、そのために未来から現代のゲッターを滅ぼしにくるとか、基本的に「真ゲッターロボ」辺りの設定が元ネタになっているのですが、そこにさらに永井・石川コンビが大好きな「鬼」を絡め、作画も石川賢タッチ、キャラクターは竜馬・隼人・弁慶・早乙女博士の主役陣が全員悪人面、最後にはゲッターエンペラー的な物が登場、と、漫画ファンのハートのど真ん中に投げ込んできていました。うおお、6年間もこのアニメの存在を知らなかったとは何たる不覚。しかし、いやー、これでますますゲッターロボが好きになってしまったなぁ。

★おまけ

 映像特典「竜馬が斬る!」で、生前の石川賢先生の談話が視聴できます・・・、おおお、ご冥福をお祈りします。