今朝のNHKのニュースを見ていたら、最近はスキーに客が来なくて大変なのであの手この手で頑張ってます、みたいなニュースを放送しておりました。それを見ながら、「ああ、『若者のXX離れ』ってつまりは『世の中から取り残されている』を都合よく言い換えただけでね?」と漠然と思いましたね。
なにせ、スキーは絶頂期が1990年代半ば、トレンディ(ト書き:笑い)映画でスキー場が舞台になるとドッと客が押し寄せ、その後どんどん降下中、らしいのです。いかにも流行に踊らされた人たちが、だんだんと「わざわざ山まで出かけて遊ぶ必要有るのか?」と気がついてしまった、とそんな風に思えました。
同じ感じで、
自動車は
「わざわざ一人一台買う必要が有るの?」
居酒屋は
「わざわざ会社帰りに酒飲む必要が有るの?」
とか、その他なんでも、業界が「若者のXX離れ」と叫んで客のせいにするものは、世の中から必要性を感じられてないのだな、と寝ぼけた頭で感じました。
まあ、当事者からすれば「貴方の仕事はもう世の中から必要とされていません、退場したら?」なんていわれたくないだろうし、「オレたちゃ何も悪くない、オレたちの商品/サービスを買わない若い連中がバカなんだよ!」と言いたいのはよっくわかるのですけどね。