雑談:NHK「クローズアップ現代」「漫画“ワンピース” メガヒットの秘密』(2月9日)

●「漫画“ワンピース” メガヒットの秘密」
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3000

週刊少年ジャンプの連載漫画「ワンピース」は、連載開始から14年、昨年11月に発行部数累計が2億部を突破し、国内最高記録を更新し続けている。

>その大きな特徴の一つが幅広い読者層。子供よりも熱心なファンになってしまった母親、仕事のバイブルとして重宝しているサラリーマンも多いという。番組では、登場人物たちの”強い絆”や、作品の原点を様々な角度から徹底分析。万人に受けるコンテンツ制作はもはや不可能だと言われる常識を易々と覆し、幅広い読者の心をとらえ続ける、漫画「ワンピース」のメガヒットの秘密に迫る。

 基本的に「クローズアップ現代」は「タイトルは面白そうだけと゛中身はスカスカ」系の番組ですが(いつぞやの電子書籍の回なんかもう・・・)、今回は「真面目なMAG・ネット」風というかの作りで、そこそこ見応えあり、でした。

 冒頭にアニメの映像も交えて簡単に内容を紹介した後、どの辺りが受けているのかを分析。「社会で失われつつある絆が描かれているから」とか「ベースは任侠ものだ」とか色々。なお、作者はメディアには顔を出さない主義らしく、インタビューは受けてくれませんでした。

 それにしても、こういうサブカル(というの? とにかく漫画とかアニメとかゲームとかの娯楽)を真面目に分析して「XXという時代に、□□という要素が有るので、この作品はヒットしています」とか言われると、何か遠い感じがすると言うか、「なんか違うよなぁ」と違和感を感じるのはいつも通りでした。少なくとも最後のあのオチは全然納得できなかったぞ。