感想:アニメ「バクマン。」第25話(最終回)「ありとなし」


 アニメ「バクマン。」(全25話)の感想です。

NHKアニメワールド バクマン。
http://www9.nhk.or.jp/anime/bakuman/

 NHK教育での視聴です。

第25話(最終回) ありとなし


■あらすじ

 ついに連載会議がスタートした。13本の作品が選考にかけられ、新人の作品は「KIYOSHI騎士」も「hideout door」も連載見送りになるものの、最高&秋人の「疑探偵TRAP」はついに連載に昇格する事が出来た。後日、最高&秋人の仕事場に服部がやってくるが、服部は二人に「新しい担当編集」を紹介した。第一部終り。


■感想

 今回の見どころは何と言っても編集会議に尽きましょう。業界の知られざる内側が始めて白日の元に!てな感じで、すんごく興味深かった。

 お話はようやく主人公コンビが連載にこぎつけたところで第一期完結。予想通りのゴールでした。さて、このアニメ、絵も声も手堅くて、おまけに漫画業界の内部事情も良く解って、それなりには面白い作品でしたが、第1クール頃のスローモーな進行がマイナス点でしたね。ストーリーがなかなか前に進まないので、視聴意欲が出なくて力尽きかけましたもん・・・、第二期はそんな事は無いようにして欲しいな。

 第一期はすんごい中途半端なところで終ってしまい、ちょっとげんなりしましたが(「X-ファイル」とかのアメリカのドラマみたいな終わり方だな・・・)、第二期もそこそこ期待しているので、半年後(?)の再会をそれなりには楽しみにして待ちたいと思います。


★おまけ

 編集会議の中の台詞で「探偵物の連載では、途中でネタが出なくなってバトル物に路線変更しないか」云々といわれていましたが、それって小畑健氏が描いていた「人形が相棒の探偵漫画」のこと? あれも最後はバトルと言うかただのアクション物になっていたからなぁ。