感想:映画「2012」(2009年:米)


 衛星放送のWOWOWでの視聴です。(放送日は今年 1/23(日))。字幕。


■概要

 SF。終末物。監督:ローランド・エメリッヒ


■あらすじ

 2009年、太陽から発せられるニュートリノの影響で地球の核が溶解している事が判明した。アメリカを始めとする各国は、2012年に訪れる破滅に備え秘密裏に「方舟」の建造を開始した。そして2012年、世界各地でついに大地殻変動が始まった。


■感想

 一言で言うと「雑な《日本沈没》」。基本的なテーマは同じなのですが、2時間40分も有るくせに中身は今ひとつ。「うわー、大地震だー、火山爆発だー、津波だー」と見た目は派手ですが、「世界の終わり」といった終末感覚はイマイチで、必死に車を運転して地割れを飛び越えたり、飛行機で火山爆発から逃れたり、のアクション風味の方が強し。

 あとテンポが異様にのろく、二倍速で視聴したのにそれで丁度良くて、早すぎて困るという事が無かったってどういうこと? はっきり言って超かったるい映画です。特別編集で1時間30分くらいにしてもらって、それでいいくらいでしたね。中身が無いのに長いので疲れましたよ・・・、ったく。