感想:映画「タイムライン」(2003年:米)


 衛星放送のBSプレミアムでの視聴です。(放送日は今年 6/1(水))。字幕。


■概要

 SF。タイムトラベル物。「ジュラシック・パーク」シリーズなどで有名な作家マイケル・クライトンの同名小説の映画化作品。監督:リチャード・ドナー。原題「TIMELINE」。


■あらすじ

 アメリカの考古学者のグループが、あるハイテク企業の資金援助で14世紀の英仏百年戦争時代の遺跡を発掘していた。ところが、ある日学者たちは、信じられない事に、600年前の遺跡の中から仲間の教授が書いた救助を求めるメッセージを発見する。実は教授はハイテク企業が偶然開発したタイムマシンで600年前に行き、そのまま行方不明となっていた。仲間の考古学者たちは教授を連れ戻すため、過去へと旅立つが・・・


■感想

 「物質転送装置を開発中に偶然タイムマシンが出来てしまった」という、いかにもクライトンらしい、キャッチーな設定で、過去に旅立つまではワクワク物なのですが、1357年に到達した後は・・・、トホホ、ただの中世戦争映画になってしまいました。英仏両軍の騎士とかが入り乱れて城攻戦で、そりゃぁお金がかかっているのは解りましたが、なんか期待していた展開と違ってました。うーむむむ、やはり話題にならなかったのはそれなりの理由があったのですな。