感想:アニメ「X-MEN(エックスメン)」第10話「Countdown − 真実」


 アニメ「X-MEN(エックスメン)」(全12話)の感想です。

■マーベル作品アニメ化第3弾『X-MEN』特設サイト ANIMAX
http://www.animax.co.jp/marvelanime/x-men/index.html

 CS放送・アニマックスでの視聴です。

第10話 『Episode 10 Countdown − 真実』


■あらすじ

 ブラックバードごと異空間に捕らえられたプロフェッサーXは、未知の相手に屈しかけるものの、ジーン・グレイの呼びかけで立ち直り、なんとか脱出に成功した。

 一方、X-MENたちは佐々木結衣を問い詰め、彼女が研究所の地下にミュータント探知を妨害する装置をすえつけていた事を知った。それどころか、結衣が作っていた二次変質の抑制剤の原料はミュータントの臓器だった。彼女は抑制剤製造のため「U-MEM」と手を組み、彼らが捕まえたミュータントの臓器を利用していた。全ては、地下施設の奥にいる「大きな力の根源」にして、東北の全てのミュータント現象の原因である、結衣とプロフェッサーXの間に生まれた息子「健夫」の強大なミュータント能力を抑える為だった。

 しかし、マスターマインドは、世界征服に健夫の力を利用するため、過去数ヶ月健夫に抑制剤を与えず、さらに精神を破壊し続けていた。そして健夫はついに暴走を開始し、周辺に異変が発生した。X-MEMたちはマスターマインドを止めようとするが、彼らの前にインナーサークル四天王の二人が立ちふさがった。続く。


■感想

 おおお、凄い密度です。ストーリーは濃いし、アクションシーンも派手。クライマックスに向けてメチャクチャ盛り上がってきましたよ。マーベルアニメ3作品の中で最高の出来栄えです。

 それにしても、戦闘シーンでストームがめっちゃ残酷なの。ウルヴァリンが四天王の一人ラット(ハリネズミ的キャラ)を絞め殺そうとしていたら、なかなか決着がつかないので、業を煮やして二人まとめて落雷させて焼き殺そうとしたりして。結局ウルヴァリン超回復力が有ったので無事でしたが、激怒するウルヴァリンに「別に良いでしょ?」みたいな軽いノリで対応しているという・・・、彼女、結構ブラックなのかもしれません。

 残り2回。


★おまけ

 助手の加賀さん(声:小西克幸)&韮崎理子さん(声:井上麻里奈)の二人はほとんど出番の無いまま、あっさりと退場・・・、なんて贅沢な声優の使い方なんだ。