感想:少年漫画誌「月刊少年チャンピオン2011年8月号」


 発売日:2011年7月6日

秋田書店月刊少年チャンピオン
http://www.akitashoten.co.jp/index2.html

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>圧倒的絶望感を体感せよ!!
>戦慄のモンスターパニック、衝撃の新章!!
ハカイジュウ
本田真吾
>人々はにべもなく殺され、街は無情なまでに破壊し尽くされ、脱出の夢さえ奪われた救いなき立川編。そして今、さらなる悪夢の幕が上がる…!?

 今度は主人公を変えて、包囲された立川の外から物語はスタート。自衛隊(つーか軍隊)が包囲する立川に何が起きているのか? を別サイドから描きます。そのうち二つの話が合流するのでしょうが、先は長そうだ。


・ハルポリッシュ/土塚理弘×みなもと悠

 連載3回目。謎のカッコイイ(というかスカした)先輩に居合道部に戻ってきて欲しいのですが・・・、

 構成が面白い。全体の8割くらい過ぎたところで突然「サイドB」と銘打っていきなり主人公を変更し、チンチクリンの生徒会長が主役になって、さっきまで展開していた話の裏側を見せていくという・・・、漫画版の「マルチサイドストーリー」であります。型がどうこうと真面目に語っているのが良いね。


・いづみかつき/オイ!! オバさん

 ・・・、段々落ちてきた。出て来るキャラがヤンキーばっかりになってしまい。結局これも(月刊少年チャンピオンが得意の)ヤンキー漫画でしかなかったということに気が付いてしまって、思いっきり萎えました・・・、ちぇっ、期待していたのに。


千明太郎キミイロフォーカス

 女の子が女王様になって、メガネ君をムチでしばき倒す話。もうこれ作者が疲れているよね、きっと。

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 やはりチャンピオン系はヤンキー漫画雑誌でしかないのか・・・