感想:特撮「ウルトラQ ハイビジョンリマスター版」第14話「東京氷河期」


 特撮「ウルトラQ ハイビジョンリマスター版」(全28話)の感想です。

ウルトラQ ハイビジョンリマスター版|ドラマ|WOWOWオンライン
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 衛星放送のWOWOWでの視聴です。

第14話 東京氷河期


■あらすじ

 ある夏の日、羽田空港が氷漬けになったのを皮切りに、東京を異常寒波が襲った。万城目は、南極に住んでいた怪獣ペギラが、温暖化した南極から北極へ移動中、日本にやってきたのではないかと考える。やがてその危惧とおり東京にペギラが出現し、街を氷付けにしてしまった。ペギラを撃退するために必要な薬「ペギミンH」は北アルプスの研究所に保管されていた。一方、星川航空では強盗が現われセスナを奪おうとしていた。強盗はかつてのゼロ戦の名パイロットだった沢村だった。沢村は息子が寒波で死にかけているのを知り、セスナで北アルプスへ飛びペギミンHを確保すると、セスナごとペギラに突っ込みペギラを撃退した。


■感想

 「ゼロ戦の名パイロット」が現役でバリバリ働いている時代(まあ強盗を「働いている」というのは語弊がありますが)とは、さすが1965-66年頃。あそこに出て来る「大人」は基本的に戦争体験者なんですよねぇ・・・、ついしみじみとしてしまう。

 しかし何故あそこで沢村は体当たりしたのでしょう。爆弾を投げつけるだけで良いと思ったのですが・・・、最後に息子がニコニコしながら万城目たちと挨拶しているので「実は沢村は生きていました」というオチかと思いましたよ。