感想:特撮「ウルトラQ ハイビジョンリマスター版」第22話「変身」


 特撮「ウルトラQ ハイビジョンリマスター版」(全28話)の感想です。

ウルトラQ ハイビジョンリマスター版|ドラマ|WOWOWオンライン
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 衛星放送のWOWOWでの視聴です。

第22話 変身


■あらすじ

 ある日、山の中で巨大な人の足跡が発見され「雪男」騒動が巻き起こる。同じ頃、由利子は友人のあや子から、婚約者・浩二について恐ろしい話を打ち明けられていた。一年前、昆虫の研究をしていた浩二は日本にはいないはずのアマゾンの蝶・モルフォ蝶を日本で発見し、後を追いかけるが、毒りん粉を浴びて巨人になってしまい、あや子はそのまま見捨てて逃げてきたのだと言う。あや子は雪男とは浩二の馴れの果てだと直感していた。やがて浩二は里に降りてきて暴れ始めた。あや子は山に帰るように呼びかける一方、一の谷博士は新開発のX線放射で攻撃した。山に帰った浩二は(何故か)毒りん粉の効力が切れ、普通サイズの人間に戻っていた。


■感想

 いわゆる怪獣物ではなく、ナレーションがしきりに強調する「アンバランスゾーン」云々の方面のエピソード。毒で人が大巨人になるとかムリも有りますが、そういう部分を越えての「ただの人間がちょっとした事で怪物化してしまう」という恐怖感覚がたまらないものが・・・、怪獣退治とかの爽快感も無いこの重いストーリーを当時の子供はどう思ったのだろうか。