感想：小説「虚無からの再生」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 405巻）

　小説「虚無からの再生」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 405巻）の感想です。

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■データ（公式）
http://www.amazon.co.jp/dp/4150118175/
虚無からの再生 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-405 宇宙英雄ローダン・シリーズ 405) [文庫]
ハンス・クナイフェル (著), ウィリアム・フォルツ (著), 工藤稜 (イラスト), 林　啓子 (翻訳)
文庫: 272ページ
出版社: 早川書房 (2011/7/25)
言語日本語
ISBN-10: 4150118175
ISBN-13: 978-4150118174

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■宇宙英雄ローダン・シリーズ[405]巻

　日本で発売されている小説では最長を誇るSF「宇宙英雄ローダン･シリーズ」の一冊です。

発売　　＝ 2011/07/22
サイクル＝第13サイクル「バルディオク」

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◆８０９話　虚無からの再生（ハンス・クナイフェル）（訳者：林　啓子）

　３５８３年９月。銀河系イーストサイドの、１２０年前に放棄された旧太陽系帝国のステーションに一人の記憶喪失のテラナー男性が出現した。男は現状を把握するため、ステーションの調査を始めるが？！

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　記憶喪失の男の冒険談で、レギュラーキャラは誰も出てきません。８１０話の前ふりでなので番外編とも言い切れないのですが、正直これで一回取られるのは辛いエピソードでした。

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◇８１０話　コンセプト登場（ウィリアム・フォルツ）（訳者：林　啓子）

　３５８４年１月。超越知性体”それ”は、かつて吸収した地球人類２００億人の精神を体内にとどめておけなくなり、対処を迫られていた。そのため、”それ”は『コンセプト』という存在を作り、テストを開始するが？！

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　ついに出た「コンセプト」。お話自体はイマイチとしか言い様が無いのですが、ホムンク以外の”それ”の使者が出て来たというのが興味深いお話。なお、ケルシュル（たち）は今後レギュラーキャラになるようです。

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★表紙絵