感想:アニメ「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」第13話「形而上のネクローシス」


 アニメ「STEINS;GATEシュタインズ・ゲート)」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ『STEINS;GATEシュタインズ・ゲート)』公式サイト
http://steinsgate.tv/index.html

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第13話 形而上のネクローシス


■あらすじ

 2010年8月13日夜。まゆりは桐生萌郁に射殺されるが、その場に鈴羽が飛び込んできて、武装した男たちをなぎ倒し萌郁と対峙した。倫太郎は混乱の中でタイムリープマシンを使い、意識を3時間前の午後4時台に送り込んだ。倫太郎はすぐさまパーティーを中止させて紅莉栖とダルをラボから追い払い、自分はまゆりを街で捕まえ共に秋葉原から離れようとするが、そこに不審な男たちが現われ二人を追ってきた。倫太郎はまゆりを逃がそうとするが、まゆりは萌郁の車にはねられ死んでしまった。

 倫太郎はその場を逃げたすとラボに舞い戻り、再び4時台に意識を転送した。倫太郎とまゆりは今度は巧みに追っ手から逃げ回るが、地下鉄の駅でまゆりは綯(ミスターブラウンの娘)にふざけて突き飛ばされ、ホームから転落して列車にはねられて、またも死んでしまった。


■感想

 とにかく秋葉原から離れない作品(倫太郎の自宅とかすら一切出てこないくらいだし)なので、三人がこのままセルンの有るスイスに拉致されたりはしないだろうとは思っていました。という事で、「これはバイト戦士が乱入して助けに来るか」と予想していたら、その通りでありました(まあそれしか無いよね)。

 さてさて、この「いくら歴史を変えて助けても助けても、必ず別のシチュエーションで死んでしまう」という展開は、古典中の古典「タイムマシン」そのままですね(原作はどうか知りませんが、映画版は何をどう変えても必ず恋人が死んでしまう流れでした)。うーむ、倫太郎はこのまま三時間をグルグル廻りつづけるのか・・・

 一方、ジョン・タイターとか、救世主とか、鈴羽の素性とか、鈴羽の父親の正体とか、フェイリスが歴史を変えた理由とか、色々と持ち出したまま放置状態の設定が満載なのですが、これらは解決するのかな・・・、「真相を知りたかったら鈴羽との恋愛フラグを立てて鈴羽ルートに進んでね」とかいうことで、アニメでは放置のまま終ったりは・・・、しそうな気がする。

 あと、綯、今回の経験、トラウマどころのさわぎじゃねーですね。精神ぶっ壊れそうで心配です。どうせすぐ後に塗り代わる歴史ですけど。