感想：小説「オリンプでの邂逅」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 406巻）

　小説「オリンプでの邂逅」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 406巻）の感想です。

-------------------------------------------------

■データ（公式）
http://www.amazon.co.jp/dp/4150118205/
オリンプでの邂逅 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-406 宇宙英雄ローダン・シリーズ 406) [文庫]
ペーター・テリド (著), H・G・フランシス (著), 工藤稜 (イラスト), 五十嵐　洋 (翻訳)
文庫: 272ページ
出版社: 早川書房 (2011/8/10)
言語日本語
ISBN-10: 4150118205
ISBN-13: 978-4150118204
発売日： 2011/8/10

-------------------------------------------------
■宇宙英雄ローダン・シリーズ[406]巻

　日本で発売されている小説では最長を誇るSF「宇宙英雄ローダン･シリーズ」の一冊です。

発売　　＝ 2011/08/10
サイクル＝第13サイクル「バルディオク」

-------------------------------------------------
◆８１１話　オリンプでの邂逅（ペーター・テリド）（訳者：五十嵐　洋）

　ラール人のＳＶＥ艦にエネルギーを供給するマスティベック人のピラミッドが突然活動を停止したため、ホトレノル＝タアクは調査を命じた。一方、惑星オリンプのアンソン・アーガイリスの基地内に、突然不審者が出現し？！

−＞

　久久のテリド先生の作品ですが、めっさ面白い。いよいよラール人の支配体制の終末が近づきつつあるようです。銀河系解放の時も近いか。しかしロクティン＝パルって懐かしい名前ですなぁ。今まで作家チームは忘れていたのでは？

-------------------------------------------------
◇８１２話　ホワルゴニウム・ショック（H・G・フランシス）（訳者：五十嵐　洋）

　ラール人はＳＶＥ艦にエネルギーが補給できなくなり、艦隊の活動が麻痺しつつあった。この事態に対し、ケロスカーはラール人にある打開策を提示するが？！

−＞

　た、たるい･･･、ホワルゴニウム・ショックとかホワルゴニウム男とか本筋と全然関係ないのですが･･･、ある種の謎を残したまま話が終ってしまいましたが、フランシス先生の担当話は今後１０話以上無いので、もう謎解きは無いような気がします･･･

-------------------------------------------------
★表紙絵