感想:成年漫画誌「コミックホットミルク2011年10月号」


 発売日:2011年9月2日

コミックホットミルク 公式サイト
http://www.coremagazine.co.jp/hotmilk/

 月刊化して3冊目。以前と比較してエロ志向が強くなってきたように感じます。


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COVER ILLUST
INAZUMA

[恋糸アイランドへようこそ]たかやKi

 カラー8ページ。エロ本を買って開いたらその世界に入り込んでしまい、南の島的な場所で水着の女の子たちと果てしなくエッチし続ける、というオタの夢みたいな漫画でした。まあエロシーンのみですから、そりゃエッチです。


[家出イトコ] 三巷文

 巻頭カラー。夏の親戚の集まりを一人だけ受験勉強のために欠席したら、突然従姉が「家出した」と言って訪ねてきて、さらにいきなり裸になって襲い掛かってきました。

 エッチいシーンも豊富ですが、どちらかというとこそばゆい青春モノ、みたいな感じ?


[卑美の営み]らんち

 主人公は学校の先生ですが、指導力ゼロで授業は完全に崩壊状態。ただ一人聞いてくれる女子生徒との関係に溺れていて・・・

 ホットミルク初参戦。うーん、この人の絵は好きだし、エロイとも思っていましたが、こんな憂鬱な設定では引いてしまう・・・


[HHH トリプルエッチ Archetype Story] DISTANCE

 吹奏楽部(多分)に所属するメガネ君は、ある日顧問の美人で巨乳先生の秘密を知ってしまい、ばらされたくなかったら、と脅しをかけるのですが・・・

 当然のように脅しているはずがいつまにか自分のほうが先生に取り込まれてしまう、という展開。「ヤングエース」で寸止め展開されている鬱憤を晴らすが如く、乳をもみしだくシーンとかエロさ爆発。ちなみに秘密がなんなのかは説明無しですがどうでもいいか。


[高円寺純情]竹村雪秀

 とある喫茶店かスナック的なお店で、主人公君と店の主人のお姉さんが延々エッチする話。

 懐かしい名前ですが、この人もホットミルク初参戦。絵が昔と随分変わりマイルドな感じになりましたので、ホットミルクには似合った人材だと思います。ちなみに続き物。


[夏祭りの夜] Hisasi

 夏祭りで浴衣のヒロインが近所のお兄さんに今日こそ妹ではなく恋人扱いしてもらおうとします。

 ヒロインがロリ顔なのですが、実は脱いだら凄かったという設定で、欲望が止まらなくなったお兄ちゃんと青姦で初体験しちゃいます。うーむ、エロし。


[ビーチの女神] inkey

カラー8ページ。海でダイママイトなバスト&紐水着の金髪娘とやっちゃうお話。


[となりの花嫁]らっこ

 アパートの隣に住んでいる夫婦の奥さんと色々仲良くしているうち、ついに一線を超えてしまいました。不倫しているのが後ろめたいのですが、関係は止まりません。

 らっこ氏には珍しいお笑い抜きのシリアス話でした。エロシーンも満載です。


[スイートブラフ]ぶーち

 幼なじみの弟分に「本当は恋人なんていないんだろ」とバカにされたので、男になれているところを見せてあげる事にしたのですが・・・

 絵がそこそこかわいくてそこそこエッチ。悪くは無いです。特によくも無いけど。


[そとの国のヨメ] 睦茸

 連載第4話。今日は三人で海に行ったのですが、相変わらずサキュバス二人の仲が悪いです。

 ぶっちぎりの最下位・・・、何故そんなに人気がないんだ。絵は微妙だけど可愛いと思えば可愛く見えてくるし、エッチも頑張っているのに。

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 隔月誌時代とは違ってメガストア本誌から次々と人材を放り込んで、エロ度を強めていますし、読みどころも多いし、なのですが、エロ度でメガストア本誌にはかなわないという半端な位置付けがもう一つ勿体無い感じ。あ、こっちに力を入れているからメガストア本誌が最近テンション低いのか?