ちょっと時間ができてしまうと、つい興味のあるキーワードで検索して色々見て回ったりするのですが、今回の御題は「1985年」「火吹き山」。
●社会思想社、その系譜
http://ripgamer.web.fc2.com/gamebook/shakai/shakai_main.html
『ゲームやファンタジーに何の縁も無かった社会思想社が、ゲームブックで一山当てたものの、その後泥沼にはまっていく姿』が詳しく書かれています。当時の記憶を紐解いても概ね間違い無いと思いますね。
社会思想社がT&Tとかを出していた姿に、「ゲームブックは本だから出版社でもなんとかなったけど、TRPGはオタ向けゲームだから、ノウハウが無い会社が成功させられるわけが無い」云々に、「ああ、そうだよなー」と膝を叩きたくなりました。
ちなみにこのページには社会思想社が出していたファンタジー小説シリーズ(懐かしすぎる)や、未訳のままとなったファイティングファンタジーの原書についても触れられており、「社会思想社のゲームブック」という単語にピクッと来る人にはちょっと嬉しい内容です。
(ちなみにこのサイト、他のページもやたらと読みがいが有ります)
●GAME PIPELINE:The Warlock of Firetop Mountain
ゲームパイプライン(17)大阪ドームオープン記念 ゲームブックは六甲おろしの夢を見るか?
(Mar 23,1997)
http://www.asahi-net.or.jp/~ff4a-tky/plhifuki.htm
あの「ゲイムマン」氏(ご存知? マスクを被った異色ライター氏)が1997年に書いたもの。このサイト自体が10年以上前の遺物のようです。まあそれはともかく、1985年の阪神タイガース優勝とゲームブックブームの爆発、その後の阪神の低迷とゲームブックブームの没落、をからめて書いたもの。あとからゲイムマン氏の書いたものだと解ってああそれっぽいな、と思いましたねぇ。
ちなみにページの背景が物凄い緑で目が痛くなります。さすが20世紀。