アニメ「TIGER & BUNNY(タイガー&バニー)」(全25話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
第25話(最終回) 『#25 Eternal Immortality.(永久不滅)』
■あらすじ
ヒーローたちの前にマーベリックとロトワングが現れ、複数のH01を差し向けてきた。ヒーローたちはH01の猛攻に圧倒されるが、斎藤がH01のセーフティスイッチを起動したため、H01は動かなくなる。マーベリックはヒーローたちに追いつめられるが、市の実力者の自分を疑うものはいないと開き直った。ところがその台詞を、記憶を取り戻していたアニエスがTV中継で全市に流していた。追い込まれたマーベリックは楓を人質に逃げようとするが、実は気絶していただけの虎徹がマーベリックを殴り倒した。マーベリックは逃げ切れないと悟り、NEXT能力で自分の記憶を全て消してしまった。戦いの後、虎徹は能力減退を理由にヒーロー引退を宣言し、バーナビーも自分の人生はマーベリックに踊らされていただけと感じて、やはりヒーローを辞めることを決意していた。マーベリックは護送中ルナティックに殺された。
1年後。引退したはずの虎徹は「ワイルドタイガー・ワンミニッツ」として、2部のヒーローに復帰し、NEXT能力の持続時間が1分間になりながらも頑張っていた。それを見たバーナビーもコンビだからとヒーローに復帰するのだった。終わり。
■感想
ハイ最終回です。予想通り、ウロボロスの謎は解明されないままでした・・・、あーあ。
話数が一ケタ台の頃、つまり虎徹とバーナビーがギクシャクしながらも事件を解決していった頃の話は本当に面白くて仕方なかったのですが、ジェイクの話あたりから興味が薄れ始め、第二クールに突入して虎徹とバーナビーが仲良しになったあたりでもうガックリきました。二人がなんだかんだと仲が悪いながらも事件を解決していく様こそが楽しかったのに・・・、もうみるみる面白さが感じられなくなってしまって・・・、最終回だけは何とか持ち直しましたけどね。
それにしても、覚悟はしていましたが、ウロボロスのことは何一つ解決しないままだったし、虎徹とバーナビー以外のヒーローは大してキャラが立たないままだったし(各人一回主役の話が有った程度では・・・)、ルナティックはただの脇役だったし、2クールもかけて何していたんだみたいな印象。
最初は熱狂していたんだけどなぁ・・・、世間が「タイバニ凄い!」と騒ぐのとは逆に冷え冷えしていくのがなんとも不思議な感じでした。まあ2013年の1月くらいに第二期が始まったら見るとは思いますけど、個人的にはもう一つのアニメでございました。