●地獄の館解体真書
http://gamedouzin.yukihotaru.com/houseofhell.html「地獄の館」とは本来二つで一つのゲームブックだった!
かつて日本の社会思想社教養文庫にて翻訳され、後にホビージャパンで新約されたシリーズ初期の佳作「地獄の館 House of Hell」は今でも多くのFFファンの記憶に残る。だがこの本は同時に多くの謎や矛盾も残した。なぜ恐怖限界点が最低数値の7ではクリア出来ない不備が発生したのか?
なぜあのように陰湿なデッドエンドエリアが設けられたのか?
その謎の答えの多くは日本でこれまで翻訳公開されなかった「雑誌版 地獄の館」にあった。実はこの本には本家英国版「ウォーロック」第3号で一足先に公開された項目数185の短編別バージョンが存在しており、それと後に増補改定した書籍版によるメディアミックスを狙って出版されたものだったのである。雑誌版と書籍版、「地獄の館」とはその二つを揃ってプレイせねば真の醍醐味を味わう事は叶わない。
今、日本においてもついに「雑誌版 地獄の館」が翻訳されて、その真の醍醐味と謎解きを知る時が来た。「地獄の館27年目の真実」が本書の中にある。
ということで、ショート版「地獄の館」掲載をメインに、長編版と短編版の徹底比較、合言葉が日本の読者には全く意味不明だった訳、HJのアニメ絵バージョン「ハウス・オブ・ヘル」について、映画「サイコ」との関連性はあるか? など徹底的に研究しまくっています。という事で、これらのキーワードにピクッと来る人はどこかで注文してください。