感想:アニメ「BLOOD-C」第10話「ふくからに」


 アニメ「BLOOD-C」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■公式サイト
http://www.blood-c.jp/

 CS放送・アニマックスでの視聴です。

第10話 ふくからに


■あらすじ

 小夜は母親の記憶が無い事に困惑していたが、そこに「古きもの」が現れた。さらにその場に駆けつけた時真は「古きもの」に食われて死んだ。小夜は「古きもの」を倒すがまた昏倒してしまう。

 翌朝目覚めた小夜は、父親が不在であることを不審に思いながら文人の店に向かう。そこに筒鳥先生が現れ、小夜に神社の古い書物を見せて欲しいと頼み込んできた。しかし先生は、突然全てが茶番だと言い出し、古いはずの書物が新しい紙で作られている事を示す。さらに小夜は殆どの書物が見せ掛けだけの白紙だと知ってしまう。混乱する小夜の前に、ののとねねが現れる。

今回の「古きもの」=長い髪の頭+背骨で飛び回る。


■感想

 時真の死にっぷりのあっさりぶりにもう笑ってしまいました。あれだけ思わせぶりなキャラクターの癖に、一瞬で退場。この瞬間「ああ、このアニメ、TVシリーズではまともに完結する気は無くて、全て劇場版に持っていく気だな」と確信しました。

 展開的にはアメリカのミステリー系のTVドラマ、みたいな感じですが、なんかめっさ底が浅いので、「ええっ、古文書は全部ニセモノ?」とか解っても何の衝撃もありません…、こうなるとどう完結するのかではなく、「いったいどんな形で劇場版に繋ぐ気なのか」ですが、多分「次回もテレビ放送があるようなノリで最終回になって、EDの後に2012年劇場版公開! ドーン」とかやるのだろうなぁ、とか思いました。テレビシリーズをやたらと劇場版に繋ぐってのはTBS系の得意技ですからな。