感想:アニメ(新番組)「モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)」第1話「海賊、罷り通る」


 アニメ「モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

StarChild:モーレツ宇宙海賊
http://www.starchild.co.jp/special/mo-retsu/

 BSデジタル放送BS11(イレブン)での視聴です。


■概要

 ライトノベルミニスカ宇宙海賊」(原作:笹本祐一/画・松本規之朝日ノベルズ刊)のアニメ化作品。ジャンルは宇宙SF。


■キャスト
加藤茉莉香:小松未可子
チアキ・クリハラ:花澤香菜
遠藤マミ:小見川千明
グリューエル・セレニティ:戸松遥
加藤梨理香:甲斐田裕子
ミーサ・グランドウッド:伊藤静
ケイン・マクドゥガル:松風雅也
百眼:藤原啓治
クーリエ:堀江由衣
シュニッツァー:三宅健太
ルカ:水原薫
三代目:松岡禎丞
ナレーション:小山力也

第1話 『SAILIn6 1 海賊、罷り通る』


■あらすじ

 「海明星(うみのあけほし)」に住む女子高生「加藤茉莉香」の家に、ある夜見知らぬ男女「ケイン」と「ミーサ」が訪ねてきた。二人は茉莉香の母「梨理香」(りりか)の知り合いで、宇宙海賊だった。二人は、茉莉香に、父親で海賊船「弁天丸」の船長だった「ゴンザエモン」が死んだので、次の船長になって欲しいと言う。茉莉香は父親の事を全く知らなかったため、両親が海賊だったという事に驚き、当然依頼は断る。ところが翌日、ケインとミーサは茉莉香の学校に学校の教師として現われる。さらにバイト先のメイド喫茶には、明らかにその筋の男たちが集まっていて、やがて銃撃戦が勃発する。茉莉香は店にいた転入生の「チアキ・クリハラ」に連れられて逃走する。


■感想

 原作未読。さあて、いきなり色々言いたい事が多い作品ですよ。

・何故アニメのタイトルは原作小説と違うのでしょうか。
・何故アニメのキャラデザは原作本の松本規之先生の絵とまるで違うのでしょうか。松本絵の20年来のファンとしては、あのイラストがままアニメになったら涙がにじんだかもしれないのに。
・サブタイトルの前についている「SAILIn6」って何。

 それはさておき、本編は、冒頭いきなり小山力也声で「銀河帝国がどうこう」と背景設定を説明し始めたのでげんなりしましたが、内容はそれほど悪くも無かった、というか普通に面白うございました。斬新さはありませんが、どこかで見たような感じであるがゆえに、安全安心の内容でした。まあこれは期待という程でもないけど、程ほどには楽しめそうでありますよ。


★おまけ

 チアキ・クリハラって、外見がいかにも声が花澤香菜風だよなぁ、と思ったらまんまそうだったのに笑った。


★おまけ2

 監督・脚本:佐藤竜雄、キャラ原案:あきまん、メカデザ:河森正治、とか、さりげなく豪華スタッフだったりします。あんまりそんな大作感はないけど。