感想:アニメ「へうげもの」第39話(最終回)「わびスキーが、お好きでしょ。」


 アニメ「へうげもの」(全39話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

NHKアニメワールド 「へうげもの
http://www9.nhk.or.jp/anime/hyouge/

 BSデジタル放送BSプレミアムでの視聴です。

第39話(最終回) わびスキーが、お好きでしょ。


■あらすじ

 1591年2月28日。利休切腹の日。利休は突然警護の上杉家の兵を殴り倒し暴言を吐き、最期を汚すような態度を見せる。やがて現われた介錯人はなんと古田織部だった。織部は秀吉に利休の助命を嘆願するものの拒否され、逆に介錯役を命令される。利休の高弟の織部が介錯したとなれば、諸将もそれなりの理由が有ったと納得するはずだという。織部は最初は拒否するが、秀吉の嘆願についに折れる。

 利休は介錯役の織部も罵倒するが、織部はそれが上杉家の兵や自分に罪悪感を抱かせないための、利休の心遣いだと気が付く。利休は最後に織部に手製の茶杓を手渡し、切腹して果てた。


■感想

 うーむ、織部コミカル成り上がり物語のはずが、いつの間にか「利休、その生き様」にシフトしていました。最後が荘厳に過ぎて、「ええっ、これが『へうげもの』のラスト?」という感じでしたが、まあ利休とその高弟の物語として取ればまずまずの結末だったかと思います。

 おまけ番組「へうげもの名品名席」もためになったし、楽しめた作品でした。