感想：小説「アダムス再登場」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 417巻）

　小説「アダムス再登場」（宇宙英雄ローダン・シリーズ 417巻）の感想です。
（※以下、今回の話の内容に軽く触れています。ご注意ください）

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■データ（公式）
http://www.amazon.co.jp/dp/415011837X/
アダムス再登場 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-417 宇宙英雄ローダン・シリーズ 417) [文庫]
ハンス・クナイフェル (著), エルンスト・ヴルチェク (著), 工藤稜 (イラスト), 赤坂　桃子 (翻訳)
文庫: 271ページ
出版社: 早川書房 (2012/1/25)
言語日本語
ISBN-10: 415011837X
ISBN-13: 978-4150118372
発売日： 2012/1/25

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■宇宙英雄ローダン・シリーズ[417]巻

　日本で発売されている小説では最長を誇るSF「宇宙英雄ローダン･シリーズ」の一冊です。

発売　　＝ 2012/01/25
サイクル＝第13サイクル「バルディオク」

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◆８３３話　アダムス再登場（ハンス・クナイフェル）（訳者：赤坂　桃子）

　行方不明だった不死者ホーマー・Ｇ・アダムスが突如テラニアの廃墟に出現した。しかし彼の体内には自身の精神以外に、アフィリカー少女の精神が宿っていた！！

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　お懐かしや、地球人最年長の不死者アダムスが再登場。「《ソル》に乗ってないしどうしたの？」と思っていましたが、隠れて暮らしていたので地球から追放されて居なかったとのこと｡長年の謎を１行であっさり説明です。話はかったるくてしょうがなかったのですが、女口調で喋るアダムスを考えるとちょっと笑えた。

　あとこのタイトルはどうなんでしょうか？　なんというか物語の内容というより、作り手視点というかメタな感じというか、とにかくなんか妙な感じがしますね｡原題「テラ周回軌道」もそれはそれでイマイチでは有るのですが…

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◇８３４話　“それ”への反逆（エルンスト・ヴルチェク）（訳者：赤坂　桃子）

　ラール人の過激派は、ホトレノル＝タアクの政策を弱腰と非難し暗殺計画を進めていた。一方、コンセプトのケルシュル・ヴァンネは“それ”に対する反逆を計画していた！！

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　誰が反逆したのかと思ったらコンセプトでした｡またラール人はかつての威厳の欠片も有りません。