感想:アニメ「あの夏で待ってる」第6話「先輩にライバル。」


 アニメ「あの夏で待ってる」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■「あの夏で待ってる」公式ホームページ
http://www.ichika-ichika.com/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第6話 先輩にライバル。


■あらすじ

 海人たちは哲朗の姉から貰ったチケットで沖縄に旅行に出かける。一行は現地で海人の小学校時代の友人「樹下香織」とその友人「千春」に出会う。香織は海人に、千春は哲朗に、それぞれベタベタしたため、イチカ・柑菜・美桜は内心気になって仕方ない。香織と千春は事態を面白がる檸檬の一存で映画に出演する事になった。撮影の合間に香織は海人を呼び出して告白めいた事を行い、海人は好きな相手がいると返事するが、そこにイチカがやってくる。一方、哲朗は千春に襲われるが、そこに美桜が止めに入る。


■感想

 うーむ、こういう恋愛物に有ってほしいヒロインたちの心の動きの描写とかそういうのがまるっきり伝わってこない。イチカ&柑菜がコンビで海人を吊るし上げる展開とかシチュエーションはギャルゲーで一杯見てきたようなそれですが、ちっとも面白くない。黒田洋介氏は根本的にこういうギャルゲー系シナリオが不得意なのだろうか。それとも、意図的にこういう素朴っぽいというか退屈なノリにしているのだろうか。

 地味でしたがこっそり名作だと思っている「トゥルーティアーズ」みたいな、キャラの心情が心底伝わってくるような感じにしてくれたらいいのに。


★おまけ

 今の日本に黒電話なんかあるのかしら? 

★追記(2012/02/15)

 他の方から「これは現在の話ではなくかなり過去の話だろう」説を指摘されました。だから黒電話があったり、8ミリで映画を撮影したり、誰一人携帯電話を使わなかったり、なのかと腑に落ちた次第。