アニメ「モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■StarChild:モーレツ宇宙海賊
http://www.starchild.co.jp/special/mo-retsu/
第8話 『SAILING 8 姫と海賊』
■あらすじ
弁天丸の密航者は「セレニティ王家」の皇女「プリンセス・グリューエル・セレニティ」(声:戸松遥)だった。グリューエルは先代船長と知り合いで、謎の「黄金の幽霊船」探しを依頼するつもりだったらしい。直後、王家から皇女が誘拐されたというニュースが発信されたため、茉莉香たちは一旦海の明け星に戻り、グリューエルを堂々と茉莉香たちの学校に転入させる。
数日後、また弁天丸に仕事の依頼が入る。星系に未知の軍艦が侵入してくるためそれを偵察するという任務だった。グリューエルはその船は故国から「黄金の幽霊船」のデータを運んできた船だというが、出迎えた弁天丸の近くに戦闘準備を整えた艦隊が出現した。
■感想
ほほう、今回は展開がキビキビして、また今まで多々見られた無駄な台詞のやり取りが無く、かなり出来のいい回でした。いつもこうあって欲しいものですな。
しかし、なんか「海賊」「私掠船免状」云々と話の展開がイマイチ噛みあっていないような。話を聞いていると、弁天丸は実は余興的に客船を襲ったり、軍の下請けのような事をしていたりと、依頼を受けて働く普通の「何でも屋」に見えます。つまり合法的な仕事をしているのだから、「私掠船免状」(敵の船を襲う=犯罪行為をやらかしても問題なし、法の外の存在)みたいな設定不要じゃん。なんとなく、主人公たちに「海賊」と名乗らせたくて無理やり作った設定がもうほころびを見せている、ように思えますが・・・