雑談:TRPG「ロボットシミュレーションTRPG フレイムギア」(2009年:新紀元社)

新紀元社
http://w3.shinkigensha.co.jp/books/978-4-7753-0719-9.html

Role&Roll RPGシリーズ
フレイムギア
オリジナル・ロボットシミュレーションTRPG
高平鳴海/霧岳朔夜/スタジオ因果横暴 著
ISBN978-4-7753-0719-9 2009年8月31日

現在とは異なる時間を進んだ地球を舞台とした、オリジナル・ロボットシミュレーションTRPGが発売!

メタルヘッド』シリーズでおなじみの高平鳴海氏によって生み出されるぞ!

 ある夜、何の気なしに「シミュレーション RPG」とかいう単語で検索したらこれが引っかかったのですが、新紀元社は他社と違ってWEBサイトで親切にシステムとかを説明してくれたりはしないので、大枚払って古本屋に注文して中身をチェックしてみました。

 「スーパーヒーローロボット物」というところは理解していましたが、中をパラパラ読んだところ、いやぁ、そのまんまでした(ト書き:苦笑)。後書きから推測するに、多分「スーパーロボット大戦」というゲームをTRPGで、というコンセプトのようです(ちなみにロボット大戦は触ったこともありません)。

 「遺跡から見つかった超技術」とか、ありがちキャラクタータイプ(突然戦いに巻き込まれた少年とか異世界人とか)とか、敵の組織の設定とか、好きな人にはたまらないのでしょうが、なんか読んでいて恥ずかしくなったり笑ってしまったり。


 うーんん。その昔「トラベラー」とか「ルーンクエスト」とか、そして「メタルヘッド」とかの設定を読んだ時には「おおーっ」という感嘆の気持が湧き上がってきたのに、最近のTRPG(特にFEAR系)の設定を読むと、つい吹いてしまうのは、おさーんになって最近の若者のノリが理解できないからでしょうか。

 あ、そうそう、シミュレーションというのは、ルールブックのカバーの裏にスクエアマップが書いてあって、そこでロボットバトルをするからです。

 なんか、もちっと固い感じの(メタルヘッドとかあんな雰囲気の)ロボット物無いもんですかね。