感想:アニメ「ゼロの使い魔F」第12話(最終回)「ゼロの使い魔」


 アニメ「ゼロの使い魔F」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ ゼロの使い魔F|オフィシャルウェブサイト
http://www.zero-tsukaima.com/index.html

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第12話(最終回) ゼロの使い魔


■あらすじ

 エンシェントドラゴンはついに魔法学院上空に襲来した。アンリエッタ率いる連合軍と、さらに加勢に現われたエルフ艦隊はドラゴンを攻撃するが、ルイズの虚無魔法エクスプロージョンを使ってもドラゴンを仕留めきれない。一方才人は日本からハルケギニアに帰る方法を模索していたが、当日が皆既日食だと知り、自衛隊F-16戦闘機を盗み出すと日食へと突っ込む。才人の考え通り、F-16はハルキゲニアに帰還し、さらに死んだと思っていたデルフリンガーはルーンに宿って生きていた事が解る。ルイズがドラゴンに食われそうになったその時、才人は戦場に到着し、F-16の攻撃とルイズのエクスプロージョンによりついにドラゴンを倒した。

 戦いの後、ルイズと才人は結婚した。二人は一旦領地に戻った後、ルイズの魔法ワールドドアで二人で現代日本に現われ、才人の実家に挨拶に行くところでおしまい。


■感想

 相変らず「タメ」と「間」とかそういうものが無い、駆け足気味の窮屈なストーリー展開でした。才人が日本からハルキゲニアに帰ってくるのに、苦労とか何にも無くて、さくっと空自の基地に入り込んでサクッと戦闘機を頂いて、あっさり帰ってきちゃうのだから、もうありがたみも何にも無し。まあその辺りに時間をかけていたら12話に収まりきらないのも理解できますが、なんと言うか…、しかしまあ、なんとか尻切れにならずに上手く纏められていたので良しとしましょうか。

 全体的に「すんごい満足感」とかそういうのはまるで感じなかったのですが、そこそこ楽しませてもらったので、まずまずマルという事にいたしましょう。


★おまけ

 何故か説明も無くオストラント号にドイツ軍の88ミリ対空砲が置いてあって、ドラゴンを攻撃していました。スタッフの軍事オタクの人の遊び心かな。