1982年発行のウォーゲーム雑誌「タクテクスNo.2」に「キャンパスライフ」という大学生活をテーマにした同人ゲーム（ときメモ系ナンパゲームの走りっぽい）の紹介記事か載っていて、いたく興味を引かれたのですが、情報によりツクダホビーのゲーム「マクロスライフ」がその後継的存在であると聞き、さっそくマクロスライフ、というかそれが入っているツクダホビーの「スペースフォールド」を買いに走りました。
へーっ、スペースフォールドって「戦略級ゲーム」だったのか、ちっとも知らなかった、とかいうチェックもそこそこに、すぐさまおまけというか私にとっては本命のマクロスライフをチェック。なるほど、デザイナーズノートに「幻のキャンパスライフを参考に簡単にして作りました」云々とあります。いや、いきなりキャンパスライフとかいわれても解らないと思うけど…、もしかして1983〜84年頃にはもうオタは知っていて当然的な有名ゲームだったの？
内容は、ゲーム期間は一日6ターン×4週間（28日）。ランダムにスクランブルがかかり、非番の場合は、休憩したり、町に出たり、ミンメイとか美沙とかオペレーターたちをナンパしたり、デートしたり、逆に他人のデートを妨害したり。自分に気力と所持金があり、ナンパする相手には落としやすさとかそういうレベルがある……
簡略化されていますが、後年コンピューターゲームでしこたま量産された（されている）タイプのナンパゲームの原型じゃないですか。そしてデザインはなんと多摩豊先生なのでした。「ロールプレイ的だけどこれをRPGと思わないでね」的注意書きもあります。
ほーう、ツクダホビーってやるなぁ、とか改めて感じてしまいました。
