感想:SFドラマ「テラノバ(Terra Nova)」第13話(最終回)「希望への出航」


 SFドラマ「テラノバ(Terra Nova)」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■BS日テレ -海外ドラマ「テラノバ(Terra Nova)」番組サイト
http://www.bs4.jp/drama/terranova/

 BSデジタル放送BS日テレでの視聴です。

第13話(最終回) 希望への出航


■あらすじ

 シャノン一家は、ワシントン中尉の犠牲と引き換えにテラノバからの脱出に成功した。フェニックス軍は「バッドランド」と呼ばれる場所から何かを取り出し、未来に送ろうとしていた。テイラーはこれ以上の未来からの侵攻を防ぐため、ホーププラザ(=2149年のタイムトンネルの出入り口)の破壊を決意する。ジムは未来宛てのコンテナに紛れて2149年に戻り、爆弾を仕掛けて過去に戻った。

 フェニックスは、ホーププラザが破壊され未来に戻れなくなったと知り、テラノバを放棄してバッドランドへ向かった。それを知ったテイラーたちはテラノバに帰還した。テイラーたちはフェニックスがバッドランドから掘り出したものが、18世紀の船の一部だと知る。何故8500万年前に18世紀の物が有るのか? 何故フェニックスはバッドランドへ向かったのか? 謎は残されたままだった。(ストーリー未完のまま打ち切り)。


■感想

 ハイ、ということで最終回です。正直、SF時間ものの筈が、いつのまにかジャングルを舞台にした「極悪私設軍隊VS抵抗軍の争い」に成り果ててしまったため、なんとなく「コレジャナイ」感が有りましたが、アメリカの視聴者とか、放送局のエライ人も似たような意見だったらしく、謎が残ったまま第一シーズンで打ち切りになってしまいました…

 やっぱみんな心の中で「テレビ版ジュラシックパーク」を期待してたのに、戦争ドラマになってしまったからアレ〜と思ったんじゃないかなぁ。

 「スピルバーグが制作に参加!」「第1話(BS日テレ放送の第1・2話)の制作費が15億円!」とか大騒ぎした割には、しまらない結末でした…