アニメ「這いよれ!ニャル子さん」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■名状しがたいアニメ「這いよれ!ニャル子さん」オフィシャルサイトのようなもの
http://nyaruko.com/
CS放送・AT-Xでの視聴です。
■概要
同名ライトノベル(原作:逢空万太(GA文庫/ソフトバンク クリエイティブ)のアニメ化作品。ジャンルは美少女+「クトゥルフ(クトゥルー)神話」ネタのギャグ物。
■キャスト
ニャル子:阿澄佳奈
八坂真尋:喜多村英梨
クー子:松来未祐
ハス太:釘宮理恵
シャンタッ君:新井里美
ルーヒー・ジストーン:國府田マリ子
八坂頼子:久川綾
余市健彦:羽多野渉
暮井珠緒:大坪由佳
ニャル夫:草尾毅
ノーデンス:島田敏
第1話 第三種接近遭遇、的な
■あらすじ
「八坂真尋」はいきなり怪物(ナイトゴーント/夜のゴーント)に襲われるが、謎の少女に救われる。彼女は「ニャルラトホテプ星人」の「ニャル子」で、真尋の護衛に来たと言う。実は「クトゥルー神話」に出てくる邪神たちは実在する宇宙人で、犯罪邪神たちが真尋を奴隷売買の対象に狙っているため、警察的な組織の代表として護衛に来たらしい。真尋の両親は十数回目の新婚旅行に出かけていて不在のため、ニャル子が家に住み込んで護衛する事になった。早速ニャル子は真尋を連れて秋葉原に出かけ、趣味のオタグッズを買いまくり、そのついでとしてまた現れたナイトゴーントを、得意の近接格闘術「宇宙CQC(Close Quarters Combat)」で迎え撃ち、こぶし大の石でもってなぶり殺しにする。
翌月曜日。ニャル子は真尋の親戚という設定で真尋の学校に転校してきた。ニャル子はあからさまに真尋にいちゃついてきて、たちまちのうちにクラス公認の恋人になってしまう。そこにまたもナイトゴーントが現われるが、ニャル子は宇宙CQCの第二弾として、バールのようなもので惨殺するのだった。
■感想
原作は未読ですが、漫画版は読んでいるので雰囲気とか設定は把握済み。
ウッハー、期待以上の面白さ!! 漫画版とかだと、ニャル子はオタク趣味で、行き過ぎて真尋にフォークで刺されるだけのアホキャラという認識でしたが、アニメだと一応(?)美少女という設定なんですねぇ。なるほど、言動はトンデモですがちゃんと可愛く見えます。ニャル子のハイテンション言動、宇宙CQCという名のただの暴力、その他諸々、実にいい感じで、すっごい楽しい。ホントに楽しい。
まあ、いきなりSAN値とか言い出したり、クトゥルーの説明がなかったりと、原作もしくはクトゥルフネタに全く知識が無い人は辛いのでは、と心配させるところも有りますが、少なくとも私はガッチリしっかり楽しめました。こいつぁ大期待ですよ。
★おまけ
第三種接近遭遇って言葉は、「未知との遭遇」世代でないとなんのこっちゃかな?